腰の骨は5個からなり、それぞれの骨の間には 椎間板 という軟骨が挟まり外部からの衝撃を和らげるクッションの働きをしています。
椎間板には中心に軟らかいゼリー状の部分( 髄核 )があり、その外側には 線維輪 という部分があり髄核を包んでいます。
重いものを持ったり激しい運動などで強い圧力が加わったり、腰を捻るような力が加わると、椎間板は弾力性を失い、髄核が線維輪を破り飛び出して下肢に向かっている腰の神経を刺激した状態を 椎間板ヘルニア といいます。
日常生活の中では体位によって椎間板にかかる圧が異なり、立位より座位で椎間板に高い圧(約1.5倍)が加わるので、座位での諸動作に注意してください。
腰椎椎間板ヘルニア |
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脊椎分離すべり症 |
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脊柱管狭窄症 |
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梨状筋症候群 |